2020年1月26日日曜日

楽器図鑑・レインスティック


「レインスティック」はインディオの雨乞いに使われた楽器で、枯れたサボテンの中に小石や種などを入れ、除去したサボテンの針を外側から内側へ刺し込む、という手法で作られています。

傾けることで内容物がサボテンの針に触れながら落ちていき、雨が葉や幹に当たるような、「ぱらぱらぱら……」と言った高い音が鳴ります。

材料の都合上、太さや長さはまちまちですが、写真のもの(「サウンドテスト」や今月上旬の「超やわらか大作戦!」など過去のライブで使用)は長さ70cm、直径4cmほどです。

雨の音が気持ちを落ち着かせるということで人気があり、(場合によってはヒーリング雑貨というくくりで)エスニック雑貨店でよく取り扱われているものの、反対に楽器専門店ではほぼ見かけないイメージ。

安価なものは2000円程度なので民族楽器初心者でも手を付けやすいですし、ラップの芯とつまようじでの工作も可能です。

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