2020年10月17日土曜日

ゲー音部 発足記念日と通常活動

えっ、あっ、

今日(10月17日)ってゲー音部発足日だったんですね。


ゲー音部は10年前の10月17日、関東で自然発生しました。

ゲーム音楽を吹奏楽で演奏する超エンターテインメント団体「FCB」の2010年第10回ライブの日ということで、なんか10多いな。とにかくその際に「せっかくゲーム音楽が好きな奴らが方々から集まったんだからセッションしようぜ」とスタジオになだれこんだのが始まりだそうで。


ということを知ってか知らずか、いや忘れてたんですが、札幌ゲー音部は通常活動で市内のスタジオに入り浸っていました。

引き続き、部員のみのクローズドな活動です。

できるだけ発声は避けようということで『超兄貴』の曲をやっても「ハイ!」だの「ハッ!」だのは言わないようにしています。

そうですね、超兄貴の曲をセッションしながら「ハイ」とか「ハッ」とか「セェクシィィ」とか「ウォオリャ」とか「早く兄貴出せよォ!」とか言えるようになった時がコロナ収束宣言ですね。ゲー音部の。たぶん。

今の状態でファンキーコングのテーマを演奏しても「ファーイヤッ!」を言えませんからね。変な間が空いて悲しい感じになります。

サンプラーに入れておけばいいのでは。


ところでゲー音部はセッションする際にテーマを設けることがあります。

今回は事前のリクエストでなぜかバトル曲が多量に挙げられたので、実質戦闘曲縛りになっていたのですが、スタジオ内でふと「歴史モノ」縛りは面白いのでは、という話題になりました。


歴史モノのゲームの場合、「大規模な戦争」や「登場人物の人生の分岐点」といったシーンが描かれやすく、ゲーム音楽もそれに合わせてドラマティックなものが多いように思えます。

また一方、「時代の移ろい」「ある個人のある一瞬にフォーカスした何気ない日常」のような情緒のある場面も想定できるので、なるほど、一定のテーマに沿いつつも幅広い雰囲気をカバーできる興味深い縛りかもしれません。

となると当然その流れで「歴史モノといえば……」とゲームタイトルの提案がなされるわけですが。

歴史モノ縛り。

『信長の野望』と『三國志』シリーズ、ひとつも出なかったのでは?


・時空の旅人

・スーパースターフォース 時空暦の秘密

・火の鳥 鳳凰編 我王の冒険

・タイムツイスト 歴史のかたすみで…

・東方見文録


時空の旅人、どんな曲だっけ?

スーパースターフォースは曲良かったけど。あれメタルユーキさんだったはず。

クリアはできる気はしない。

いや、それ言ったら時空の旅人もクリアできる気はしない。


上記のゲームがなぜ歴史モノなのか解らない人はお父さんやお母さんに聞いてください。

そして10歳を迎えたゲー音部も引き続き歴史をどうたら(無理やり伏線を活かそうとして諦めました)。


そういうわけで、まだまだ内輪でのスタジオ活動になると思いますが、じきにライブも考えていきたいところです。

2020年7月25日土曜日

HOHNER melodica alto と格闘中です

いい天気なので、また鍵盤ハーモニカを直すことにしました。

今回はこれです。


melodica alto。ドイツのホーナー社製です。

2020年7月7日火曜日

「レトロゲームパック中身当てクイズ」をしました

そういえば3月以来、スタジオに入っていません。

なにせ3か月間というそこそこ長い期間です。幾らこの情勢といっても部の内外ではいろんなことがありました。
出産、転職、転居、入院、退院、進学、出撃、爆発、発散、伝説、そして神話へ。
めでたいことやら、新たな挑戦を迎える人やら、『メイプルリーフクラブ』も営業再開しましたし――
zoom飲みなんかもしてましたけど、ちょっと色々まとめて久しぶりに顔を合わせて飲もうじゃないか、ということで。

少人数、消毒必須、飲食時を除きマスク着用という約束の下に一部部員で酒を酌み交わしたところでございます。

メイプルリーフクラブには生ピアノがあるので、こう、みんなで、『セー○ームーン』とか、『横山○輝 三○志』とか、『魔☆少☆ま☆か☆マ☆カ』などの合奏を楽しみまして。
ゲーム音楽好きとアニメ音楽好きは近いんです。

で、その一方でちょっと面白い遊びが開発されました。
これ、気の合う方々で是非やってみてください。

『中古屋で何本いくらで買ってきたレトロゲームの中身当てクイズ』



2020年5月23日土曜日

2020年5月22日金曜日

楽器図鑑・ティンヤ?

表立って活動していないついでにブログもしばらく更新していませんでしたので、またひとつ部員の私物をご紹介します。


恐らく、「ティンヤ」と思われます。動物の皮を使ったペルーの太鼓です。
思われるというのは調べてもよくわからなかったためですが……

まず上図の通り、割と大きいです。
右下に500円玉を置きましたが、直径は大体30cm。厚みも8cmほどあります。
今は皮がだるだるになっているため指で叩くと、ぼんぼん、という締まりのない低い音が鳴りますが、実際にはマレットを使って、中低音域で拍を取るように叩くものと思います。


厚みもあるということで横にしても自立します。
で、何か書かれているわけですが、


「平成4年 5/5(火,祭) 西?松レポートフェア'92 ペルーのアルパカ皮タイコ \6500」
(?部は認識不能だった文字)

残念ながら調べても情報は得られませんでした。
※今回この楽器はオークションで今年の3月に入手しています。

で、とりあえず「アルパカ皮太鼓」と呼ぶのもちょっと楽器の名称としてはまとまりがないので調べてみたわけですが。

ペルーのこういう太鼓といえば、南米の大衆音楽フォルクローレで用いられる「ボンボ」という両面太鼓がメジャーです。
画像検索してみると確かに似た楽器が出てきます。


ただ、多くの画像において胴が深いんですよね。ブラジルのスルドみたいに。

一応『打楽器事典(網代景介・岡田知之/音楽之友社 1994年版)』を紐解くと、
スペイン、ポルトガル、南アメリカの両面太鼓。音色は低くにぶい。地域により大小、また胴の深いもの、浅いものなどがある。胴は木製で、皮の締め方に特徴があり、皮わくに直接ひもを通さないで、皮わくの穴に輪をつけて、その輪にひもを通して皮の張力を調節するようになっている。
とあります。

「胴の深いもの浅いものがある」っていうのがめっちゃアバウトです。大小と深浅が違ったらもう演奏上の役割は異なるんじゃないか(それこそ上図検索結果のレベルで違ったらもう別物)。とはいえこれを都合よく信じるなら実物も「ボンボ」と呼んで差し支えないでしょう。

ただ、「皮わくに直接ひもを通さないで、皮わくの穴に輪をつけて、その輪にひもを通して皮の張力を調節する」という特徴には沿っていません。

この文章どういうことかというと、皮のヘリを経由して逆V字に張られた2本の紐に輪を通しておき、その輪を引き下げることで紐が締め付けられ皮の張力に影響する仕組みのことです。
ネパールの「マーダル」などにもみられる特徴です(下図 これも部員私物……)。


ということで例のブツはこの特徴を持たず(notボンボであり)、フォルクローレで用いられる、8cm程度の厚みの、動物の皮を用いた太鼓――となるわけです。

そこで探し回るうちにたどり着いたのが、英語版Wikipedia「Tinya」。
→ https://en.wikipedia.org/wiki/Tinya
a small handmade drum of leather which is used in the traditional music of the Andean region, particularly Peru.
(ペルーを中心にアンデス地方の伝統音楽に使用される、革製の小さな手作り太鼓)
う~ん、ティンヤ?

「ティンヤ」という楽器、前述の『打楽器事典』にも無かったのですが、調べてみると下記「サロン・ド・フォルクローレ」なるwebサイトにおいて、同じようなサイズで例の張力調整の仕組みを持たない太鼓が「ティンヤ」と紹介されてもいます。
→ https://ganagona.com/ryu3f/salon/gakki/perc.html

う~ん、ティンヤ?

何せ写真はあるものの、体系的に特徴を述べた文章が見当たらなかったため決定とは言いにくいのですが、そういうわけで……恐らく、ティンヤ……の紹介でした。
 

2020年4月5日日曜日

札幌ゲー音部 以降活動のお知らせ

しばらくブログが更新されていないなーと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は3月にも通常活動をしていました。

が、昨今の新型コロナウイルス情勢を鑑み事前告知は部員内のみ、見学のご参加受付も部員の直接のお知り合いのみとしておりまして、事後報告とさせて頂いた次第で御座います。

そして以降もこの運用を継続します。

ということで札幌ゲー音部通常活動につきましてはしばしの間、
・実施する場合、事前告知は現部員にのみ展開
・部員の直接のお知り合いの方で見学ご希望の際は、部員を通して活動実施予定の確認とご連絡をおねがいします
とさせて頂きますので、ご容赦くださいませ。

とりあえず夏ごろまでは、とは考えておりますが、何せ見込み不明です。
随時状況見ながら元のオープンな活動に戻っても大丈夫、となりましたら改めてこちらでお知らせしますので、よろしくお願いします。

2020年3月8日日曜日

『けづるの個展』にお邪魔してきました

けづるくん(@kezuru_)は「札幌ゲー音部」の部員でもありますが、イラストパフォーマンスにおいても様々な活動をしています。

ということでその活動のひとつとなる『けづるの個展』が今月の1日から次の土曜日14日まで行われておりまして、昨日お邪魔してきました。


「幻想的な世界観」として多くのファンを持つけづるくんの絵は、可愛らしい画風で描かれたごく近い日常の風景のようでありつつ、その絵の中にあるであろう別の日常を感じさせるように思われます。
いやいや、ゲー音部ブログとして絵の感想を長々綴るのはやめておきまして、実際に足を運んでみて頂ければと思います。


場所は我らがメイプルリーフクラブ
みなさまそろそろ覚えて頂けましたね? メイプルリーフクラブ。
PCでこのブログを閲覧している場合は右カラムにもリンクがありますので、ご確認の上、各位Googleマップに登録しておいてください。

日本酒、ビール、ワイン等いずれもマスターこだわりの品を揃えております。
あと餃子が美味しいです。他にもおつまみ、お食事メニューあり。

けづるの個展
2020年3月1日~3月14日 
北海道札幌市豊平区豊平2条2丁目1−8 二階左
「メイプルリーフクラブ」
入場料:無料(バー営業時間帯のため、1drinkのオーダーをお願いしております)
※以下の告知画像、及び、けづるくんの属する「河童団」ブログ内告知記事もご参照ください